はじめに
はじめまして。Lukeと申します。
ポケモンSVばっかりやっててほとんどポケカを触っていなかったので、練習しなくても一番自分の中にプレイのノウハウが確立されているムゲンダイナでシティリーグに出ました。
そういうわけでほとんど考察も練習もしていませんが一応考えていたことを書いておきます。
環境考察と候補デッキ
CL京都直後の大会であり、ルギアへのメタなどは回っているだろうと考えていました。
ここで使用したスイクンVデッキはその後も調整をしてパワー自体は問題ないと考えていましたが、ルギアへのメタとして特性クライマックスゲートからそらをとぶピカチュウVMAXとジュラルドンVMAXを展開するロスト系あるいはアルセウス軸のメタビート系デッキなどは存在してもおかしくないと思っていました。
スイクンはそらをとぶピカチュウに強くメタられてしまい、ルギアを使わないくせに対ルギアへのメタに巻き込まれるのはいくらなんでもデッキ選択として弱いと思ったのでやめました。
スイクンデッキできんのたま杯に出た感触として「マリィ+シンオウ神殿」でルギアへの要求を上げて戦うのがそこそこ効果的であるという手ごたえを得たので、スイクンデッキをそらをとぶピカチュウVMAXでは詰まないような形にしつつ、「マリィ+シンオウ神殿」に全振りする形で組んでみたのが以下です。
デッキコード:cDa8Jx-5ae9MO-xYx888
ポケモンばっかやってて全く詰めてないのでそれはもうお粗末なリストですがコンセプトは伝わると思います。
新しく登場したビッパは、特性へっちゃらがおでベンチ狙撃の攻撃を受けない上に、逃げるエネルギーが1です。従来のビッパは全て逃げエネが2だったので、パルキアで使うには風船が必要だったり使い勝手が悪かったですが、逃げエネ1であればビッパスタートしても手張り→逃げ→スターポータルの流れが可能です。ゆえに入れ替え札がほぼ必要なく、さらにマナフィも採用しなくてよさそうなのでデッキリストが非常にスッキリして、ひたすらゲッコウガとビーダルで山を掘って回していく爽快なデッキが組めると思いました。
しかし裏工作パルキアと比較してアクアバレットの選択肢を失うことや、クイックシューターがいないことによる打点の低下は使うまでもなく想定されるポイントであり、ここがどれほど対面に響いてくるかの評価をする時間がなかったので使うのはやめました。
そういうわけで使える持ちデッキがなくなったので長いこと使っていて慣れているムゲンダイナをCLの様子も見ながら修正して持ち込むことにしました。
デッキレシピ
デッキコード:nnPHnn-DNN8AV-LnHNLn
デッキコンセプト
上述したように「マリィ+シンオウ神殿」に寄せています。このコンセプトを歪みなく組めるデッキタイプは限られる中、ムゲンダイナはクロバットによる追加ドローがほぼ常に見込めるため自然に構築に組み込むことができました。アメイジングデス、アメイジングシュートが重いデッキタイプなのでこれで凌ぐことを想定しています。
また、CL横浜の時の記事にVガードエネルギーを採用したムゲンダイナのレシピを載せましたが、Vガードエネルギー最大の仮想敵であったパルキアが激減し、アルセウスもシェアを減らしたので採用する必要がなくなりました。それに伴ってハイド悪エネルギーをたくさん積んでも問題がなくなったため、ドガスダイナの使用に踏み切りました。
「後1覚醒」のデメリットとして手張り権をドガースに使ってしまうため、即時に解決された場合ムゲンダイナへの手張りが遅れて大きく勝負が不利に傾いてしまいます。
これを、スタートしたムゲンダイナにハイド悪エネルギーを貼って逃げ、ドガースを前に出してぐんぐんシェイクを使う動きを取り入れることで解決し、森の封印石で再現性を上げています。
先1でVIPパス引けるかな~くらいの感覚で先1特性ロックが決まるため、ロストやルギア対面で最初から蓋をして逃げ切り型の勝ちを狙うルートも存在するのが強力です。マリィを多投したデッキコンセプトともシナジーがあります。
上記の動きを目指したい都合上、ドガース、ムゲンダイナ以外のスタートは避けたいので、これ以外のポケモンは極力絞ることにしました。
クロバットVMAXを1枚採用しておくことでクロバットVでスタートした場合にクロバットVにハイド悪エネルギーを貼って逃げてもハズレではなくなり、ハズレがかがやくヒスイオオニューラとガラルジグザグマのみとなります。
この都合でドラピオンV、ガラルジグザグマ、ガラルファイヤーVなどは採用を絞りました。
クロバットVMAXは特にロスト対面やメロエッタを倒す場合にステルスポイズン→マタドガスを前の動きが強力なので、クロバットスタートしていない場合でも必要に応じて育成します。
マッチング
1戦目:雪道ミュウ(ましろさん) 負け
ここ最近の勝負の中でも屈指の名勝負だったと思います。
お互いに毎ターン何か1枚引ける・引けないが変わっていれば全てが変わっていた、ポケモンカードらしい要求の押し付け合いという感じの試合でした。惜しくも負けてしまいましたがとても楽しかったです。
2戦目:ルギア 勝ち
小学生のルギアを先2ボス先3ボスで消し去ってボコボコにした。すまん。
3戦目:ミュウ 勝ち
小学生のミュウを先1特性ロックでボコボコにした。すまん。
4戦目:アルセウスジュラルドン 勝ち
先1シンオウ神殿でダブルターボエネルギーを止めたことでスターバースから要求枚数を満たせず、トリニティノヴァの宣言が遅れていました。マリィで一旦手札を流させた後、手札が細そうだったのでスターアルケミーから強引にジュラルドンVMAXを先殴りして突破し、あとはアルセウスと殴り殴られの攻防を制して勝ち。
5戦目:裏工作パルキア(かいるくん) 勝ち
後1メッソン3体パルキア2体手張りエンドで悪くはなさそうだったものの、裏工作がなければ次の展開が厳しそうに見受けられたので特性ロックしてパス。そのまま永遠に解決することなく勝ち。
結果 4-1 オポネント落ち
64人中8人上がりはもはやそれはもう運ゲーなんですよ。