長かったワイルドフォース / サイバージャッジ環境が終わり、そろそろ新弾が来るので書いておきます。
レギュ落ち直後ということでたくさんデッキを考えて楽しかったです。その中でも比較的強くて珍しいリストを公開します。
アルギラピジョット
記事参照。シティリーグ決勝で60枚ミラーしたらしいので多分強いです。知らんけど。
未来ロスト
デッキコード:2U2pyM-VELocE-SpRpXy
一般に流行っているロストバレットというと、悪エネを中心としてトドロクツキexを運用するものです。
強制気絶で無理矢理サイドを進行できる「くるいえぐる」は魅力的ではあるのですが、最後の詰めの局面以外では大抵は反動ダメージが問題となり「カラミティストーム」を優先します。
カラミティストームを宣言するにはスタジアムが必要であり、また、ミラージュゲートに加えて「基本悪エネルギーの手貼り」が必要です。
ロストというデッキタイプにおいて手貼りするエネルギーの色を縛られるというのはかなり苦しい制約であり、それに加えて花選びやアクロマで当たったスタジアムをキープしなければならないというのも大きなストレスです。
ということで、ストレスの無いロストデッキを作りました。
これを実現してくれたのが構築済デッキ「未来のミライドン」収録のミライドンex
です。
手貼りのエネの制約が無いうえにロストマインを使える超エネルギーを共有しており、更にブーストエナジー未来をつけることで240ダメージを実現し、HP230のテツノカイナexやトドロクツキexを返すことができます。
更にブーストエナジー未来はテツノカイナexにつけることでごっつあんプリファイを140ダメージにすることができるため、弱点でルギアVSTAR、ピジョットexを倒してサイドを3枚獲得できるほか、HP140のあだうちやばねトドロクツキを倒すこともできます。逃げエネ4のポケモンが前に縛られるというのはロストデッキにおいて大きなリスクですが、これもブーストエナジー未来によって低減されます。
どうでもいいですが、テツノツツミも未来のカードなのでワザ「れいきゃくジェット」を強化することができます。リザードンexでマナフィとジラーチの両方を展開された時、このデッキは「くるいえぐる」のような選択肢を持たないため苦しい盤面となりますが、マナフィ・ジラーチ・リザードンex・ビーダル・ネオラントV・ヒトカゲのような盤面が形成されている状況でバトル場のリザードンexに対してれいきゃくジェットを宣言するのがちょっとだけ強いことがあります。
そういう時にブーストエナジー未来があると、リーサルターン数に影響したりしなかったり。
タウンデパートはブーストエナジー未来だけでなく緊急ボードにもタッチできるため序盤から終盤まで強く、タウンデパートを盤面に残すことで最終盤面で手札干渉されてもかじばのいっぱつを触りやすくなっています。
マナフィとジラーチが両方出てきたときのリザードンexデッキや、チェレンのきくばりやフトゥーのシナリオを使用できるアルセウスデッキが苦しいので、そこが課題です。
新カード、テツノイバラexとアカツキガチグマexの登場によって強化が期待されます。
マッドパーティ
デッキコード:FfkvVV-CXeVXh-5FFbF5
これは上の2つに比べればちょっとオモチャ度が高いですが、楽しいデッキでした。
あだうちやばねをマッドパーティと勘違いしているデッキです。
最終的にはあだうちやばねで2進化exをすべて問答無用で一撃で破壊するくらいを目指しています。古代カード採用脅威の30枚。もっと増やしてもいいですよ。
ノココッチラインはボウルタウンで使いまわすことでどんどん山を掘ることができ、進化前でも進化後でもバトル場から消えるのでダークパッチと相性が良いです。
何が何でもトラッシュに古代を肥やしたいという固い意志を持っているので、手札を切るためのカードとしてスーパーエネルギー回収を採用しています。
トドロクツキexは採用せず、ダークパッチと手貼りで頑張ることでサポート権にオーリムを使う必要がなくなるため、探検家の先導でどんどん古代をトラッシュに送ることができます。もはやここまで来ると探検家の先導でトラッシュの古代が一気に5枚増えます。
サケブシッポは一応「うたいはげます」の方がワザが使えはしますが、どうせスタートしたやつ以外は全部捨てるので、スタートでサーナイトexデッキと勘違いしてもらえる「ほえさけぶ」の方が強いと思います。後攻1ターン目から殴れるデッキである分、サナならどうせ後1は殴られんやろ~とバトル場に放置された大事なポケモンを破壊できる可能性があります。
スタートしたときのリスクが小さい逃げ1の古代としてexを採用しなくてよくなるので新弾で強化されます。