お久しぶりです。Lukeです。
CL福岡に参加しましたので、振り返りを書きます。
使用デッキリスト
CL福岡使用リスト

デッキコード:MppMyM-ThHje4-ypRyUp
シティリーグ使用リスト

デッキコード:wkv5k5-w9wFmE-5FkFbf
環境読み・デッキ選択
直前の環境デッキは大きくドラパルトex、メガルカリオex、マリィのオーロンゲexの3強であり、追随して多種多様なデッキタイプが存在していました。
(参考)直前のポケカブックまとめ環境Tier表

表の中の数字をすべて足しても80.1%であり、残り2割に少なくとも10種類以上のデッキが存在しているということを示しています。しかもこれはTOP16の集計であるため、この表の見た目以上に多種多様なデッキが存在している環境だと考えていました。
このような環境の中で、特定のデッキのみ(例えばドラパルトex)を強く意識したデッキを使用するよりは、すべてのデッキに対して共通して強い動きを有しているデッキを使用したほうが良いと考えました。
(カースドボム型以外のドラパルトexデッキについては、メタ的な指向または安定的な指向が強く、ここには該当しないものとして考えていました。)
実際に、環境上位に位置しているドラパルトex(カースドボム型)・メガルカリオex・マリィのオーロンゲexの3種は、デッキの動きの再現性と上振れ値が十分にあることから多少不利なデッキや珍しいデッキを踏んでもパワーで圧殺できる性質を持っており、ゆえに環境上位に存在していると考えていました。
総じてカースドボム型のドラパルトexを使用するのが最適の選択と言える環境だと結論していました。
メガルカリオexはかなり良かったですが、直前になってドラパルトexが最初からドラメシヤをガン無視してラティアスexに手貼りする動きが普通になってきていたことなどを踏まえ、当日持ち込むには少し難しさを感じていました。
マリィのオーロンゲexの評価は個人的には高かったのですが、マシマシラでダメカンを投げ合うゲームの練度が低い自覚があったため、CLに持ち込むには強度が足りないと判断し見送りました。
ポケモンカードのデッキ選択の方針として常に「デッキ勝ち」を目指して活動をしている私としては、ミラーマッチの勝敗がプレイの腕よりも引きに依存する部分が大きいカースドボム型のドラパルトを使用するのは好みではなく、そこは別の仲間に任せて私自身は新規性のあるデッキの探索に時間を割くことにしました。
レギュ変更直後の大会であり、色々なデッキにまだ見ぬ可能性がある絶好のチャンスのタイミングでもあります。あまり注目されていないカードを軸としたデッキを中心に10個ほどの候補デッキを作って回し、その大半を様々な理由で没にして残ったのが今回使用したメガアブソルexデッキでした。
ちなみに、候補デッキの中で他に検討していたものにメガピクシーexデッキがあります。メガピクシーexはドラパルトex・メガルカリオex・マリィのオーロンゲexの3種にのみ極端に有利で、それ以外のデッキに対して極端に不利でした。
前述の理由から大会での使用には向かないもののCLのDay2に進出して環境デッキの分布が3強に偏るようであれば使用してもよいと考え、片手間に調整していました。
デッキコンセプト
前述の通り、相手のデッキタイプに関係なくある程度戦えることが今回のデッキ選択の要件でした。
メガアブソルexはワザ「あくのかぎづめ」によって、ドローサポートが貧弱で手札干渉も弱い現環境において、あらゆる知らないデッキに対して有効な一手を作り出すことができます。
今回は特性「バッドアッパー」のストリンダーを使用してエネルギーを供給することにしたため、あらゆるデッキに対して早期の「あくのかぎづめ」でそもそも試合の土俵に立たせないことが可能であり、よくわからないデッキにたくさん当たる前提の中で頼もしい要素を持っていました。(じゃんけんに勝てば先攻を選択します。)
たねポケモンのexをサーチするボールがないことが早期にあくのかぎづめを宣言するにあたり最もボトルネックとなっている要素だったため、メガアブソルexの現物を最大枚数で採用しました。
スボミーの「むずむずかふん」を前提として盤面を形成するドラパルトex、マリィのオーロンゲexに対して有利に立つには、
・グッズロックされても高い再現性で速い攻撃ができ、むずむずかふんによるゲームレンジ設定から逃げる(グッズに依存せずに簡単にドラパルトexを一撃で倒す準備が2~3ターン目には可能である)
・マシマシラを2~3本以上立てて、むずむずかふんのゲームレンジに合わせながら盤面で勝つ
のいずれかが必要だと思いました。
ストリンダーを使用したデッキであればこの2点目を満たすことが可能であることから、メガアブソルex以外の盤面は極力すべてマシマシラで埋めていく気持ちでデッキを構築しました。
採用・不採用カード
コダック
グッズロック下で盤面に出すにはエレズンのワザ「なかまをよぶ」を使用する必要があり、エネルギーつけかえも止まっている中でエレズンに手貼りする行為が弱すぎたため抜きました。
コダックを着地する頃には既にカースドボムを使われている可能性が高く、ドラパルト側の速度にもよりますがメガアブソルexとマシマシラに全ての手貼り権を使っている方が強いと思いました。
ゲノセクト
特性「エースキャンセラー」によって主にマキシマムベルトとアンフェアスタンプを封じます。
メガルカリオexに対してマキシマムベルトを封じ、エキサイトスタジアムを貼りながらあくのかぎづめでパワープロテインを優先して落とすことで、メガアブソルexが一撃耐えてマシマシラによる圧力がかかる盤面形成に貢献します。
アンフェアスタンプへのアクセスにロケット団のラムダを採用しているデッキに対しては、ロケット団のラムダ→アンフェアスタンプのルートを封じることで、あくのかぎづめでロケット団のラムダとリーリエの決心などが見えたときに優先してリーリエの決心を落とすことができ、有利な進行を取りやすくなります。
こちらもコダック同様、グッズロック下で盤面に展開することが難しく、アンフェアスタンプを止められないことが多いため、ほぼメガルカリオexピンポイントメタカードとなってしまったため抜きました。
カウンターゲイン
ストリンダーを倒されてしまった場合でもあくのかぎづめで反転攻勢に出られるカードとして強力でした。
カウンターゲインが発動している状態のメガアブソルexに対して使用するミツルの思いやりが強力で、手貼りのみでデスピリオド、エネルギーつけかえ1枚であくのかぎづめを再使用できるため、一度押し込まれてしまった時の捲りプランに大きく寄与する一枚だったと思います。
アンズの秘技
グッズロック下で宣言したい強力なサポートです。
エネルギーつけかえも多投しているため、何もないところから一気に攻撃に転じる一枚です。
グッズロック下で宣言するリーリエの決心が弱いため、打てると嬉しいなの気持ちでシャリタツと併せて採用しました。
非エクの悪タイプ



メガルカリオexと同様、サイドを3-1-1-3と進行させるのに便利な非エクのアタッカーたちです。パオジアンを採用していたこともありますが、特段パワーの高いカードではなく、他に枠を譲った方が強いと判断して削りました。
エキサイトスタジアム
相手のロケット団のファクトリーやミステリーガーデンなどのドロー系スタジアムを破壊しながらあくのかぎづめを宣言したい他、マシマシラを使用するためバトルコロシアムを剥がしたいため、スタジアム現物は2~3枚必要だと考えました。
その中でメガルカリオexに対して1枚多くパワープロテインを要求できるエキサイトスタジアムになりました。
あくのかぎづめを早く宣言する観点でミアレシティを採用していたこともありますが、カウンターゲインやミツルの思いやりを絡めた遅めの動きも可能にする中で没になりました。
エーススペック
このデッキのエーススペックはぶっちゃけ何でもいいのですが、あくのかぎづめを前に当てて200点が相手の場に残る(アドレナブレインに利用される)のが苦しいことが多すぎたため、あくのかぎづめをもっと強力に使う観点でプライムキャッチャーにしました。
バッドアッパーがベンチにしかつけられない都合上いれかえ系のエーススペックは強力で、先制攻撃にも使えるだけでなく、遅れた展開時でもミツルの思いやりを絡めて再発進の動きにも使用できるなど使いどころの多いカードです。
戦績
シティリーグ(CLの1週間前)
1 イーブイ 後攻 勝ち
相手の先1ファンコールなし。
事故っていたのでキチキギスをボスの指令で呼びながらあくかぎづめを打って捲られの芽を摘み、勝ち。
2 シロナのガブリアスex 先攻 勝ち
先2あくのかぎづめでアンフェアスタンプが割れ、シロナのガブリアス2体にシロナのパワーウエイトがついて焦りましたがデスピリオドを通して勝ち。
3 ロケット団のワナイダーミュウツー 後攻 負け
ロケット団のタマンチュラ4体場に出てきて天を仰ぎました。無理。
4 カースドボム型ドラパルトex 先攻 負け
初動のリーリエの決心の先に何もなく、ドローゴーして待ってたらボスの指令カースドボムファントムダイブでメガアブソルexを消されたところから試合が始まり、あくのかぎづめ2回で夜のタンカと基本超エネルギーを割って、最後にジャッジマンからエネルギーを引かれない祈りが通じれば勝ちでしたが届かず。
5 ヤドキング 先攻(相手後攻選択) 勝ち
先2あくのかぎづめでリーリエの決心などを割って有利に進め、ゲノセクトでリッチエネルギーを止め、何もさせずに勝ち。
6 マリィのオーロンゲex 先攻 負け
先2、先3なかまをよぶスタート。相手が知人だったので終わった後に感想戦をしましたが、私に見落としがあり気づいていればギリギリ捲れた試合だったので大反省です。
シティリーグ総評
6試合中5試合で7回(回収サイクロンをニャースexに使用)リーリエの決心を使用するためにニャースを場に出しました。初手でリーリエの決心を持っていた1回はワナイダー対面でした。無念。
ニャースexがいなかったら0-6ってことなのでニャースexは強いです。
ヤドキングやシロナのガブリアスexなど、普通に戦えば結構辛い相手に走り切って勝つことができたので、作戦は作戦通り行って良かったのかなと思います。
マリィのオーロンゲexに負けたことが本当に悔やまれるので、これを踏まえてCLへの調整をしました。
CL福岡
1 メガルカリオex 後攻 負け
種切れ。2分で退席。
2 Nのゾロアークex 先攻 負け
後2の相手の盤面が「ゾロアーク・ゾロアーク・ゾロア・ヒヒダルマ・ゼクロム・スボミー、ゾロアークに1エネとくさりもち」の状態。
盤面が強すぎて勝てる気がしませんでしたが早いとこ叩かないと先にボスの指令とか言われたら目も当てられないので返しにあくのかぎづめを言いました。
アンフェアスタンプとモモワロウexが見え、モモワロウexを割って祈りましたが夜のタンカを引かれメガアブソルexが即死。
1ターンなかまをよぶで待ちましたがボスの指令メガアブソルexでそのまま負け。
3 マリィのオーロンゲex 先攻 勝ち
マシマシラの本数で勝ち、危なげなく勝利。
4 カースドボム型ドラパルトex 負け
相手盤面「ドロンチ・ドロンチ・ドロンチ・ヨマワル・ヨマワル・スボミー、ドロンチに1エネ、手札が3枚」の状態であくのかぎづめを宣言できましたが、先にカースドボムボスの指令ファントムダイブでメガアブソルexを倒されることがなければ、スボミーを倒して前に行く方が不利展開になると考え、一旦マシマシラの作成にターンを使って次のターンにアドレナブレインでスボミーを倒してボスの指令で何かをあくのかぎづめで倒してゲームを始める予定で番を終えました。返しにボスボムファントムダイブが飛んできてメガアブソルexが吹き飛びました。
ストリンダーを2面立てられていたのでメガアブソルexを即復帰してボスの指令でヨマワルを倒し、メガアブソルexでファントムダイブを1発受け、アドレナブレインでエネ付きドロンチを倒しながらデスピリオドでドラパルトexを倒し、相手のトラッシュに「炎エネ3枚と夜のタンカ1枚」、場には超エネ1枚のドラパルトexの状態にして炎エネルギーが揃えられなければ勝ち、のつもりでしたがニャースex→ロケット団のラムダ→ハイパーボール→アカツキガチグマexが飛んできて負け。
CL総評
今回のデッキ選択は「マッチングで何かを切らない代わりに、相手の下振れと下手クソを咎めることで全デッキにふんわり微不利」という感じでした。
上手い人に上振れられたらそれはもう勝てない。そういう戦績だったと思います。
ドラパルトexのお相手は相手の手札が全部見えているからこそわかる、一番嫌な行動を的確に選ばれていてお上手だったので悔いはありません。素晴らしかったです。
最終成績
シティリーグ 3-3
CL福岡 1-3
弱すぎて草。
デッキの反省
カースドボム型ドラパルトexへのマークを下げ過ぎたのが最大の反省点です。これだけは絶対に落としてはいけないマッチとして、もっと強く意識して準備するべきでした。
使用するリストが固まってきたのもCLの3日前くらいのことで、十分な検証と準備ができなかったのが原因です。
「Lukeさんあれだけゾロアーク擦ってたのに使わないんですか?」って聞かれたりもしましたが、使わない選択をして正解だったと思っています。
Nのゾロアークexデッキは「回る」と呼べる閾値が高く、「ゾロアを3面並べて手貼りして次のターンには進化してもう1回手貼りして技マシンを置いて攻撃する」という「回る」ラインが高いです。事故負けを減らすという最も重要な観点に置いて信用を置ききることができませんでした。
また、環境に不利マッチがかなり多く、前述のデッキ選択理由とも噛み合いませんでした。ドラパルトexにはそれなりに戦えるため、直前になって数を増やしていたみたいではありますが、自分での選択としては取れなかったかなぁと思います。
CLまでの取り組みと反省
今回、今までで一番大会まで全力でポケモンカードに取り組んだと思います。
1か月間ほど、朝起きて仕事→帰って行けたらカードショップでジムバトルorフリー→帰ったら即リモート対戦→寝てまた起きて仕事という滅茶苦茶なサイクルを1日も休むことなく繰り返していました。
私は毎朝6時半に起きて仕事に行きますが、夜型の仕事をしているナリカワとリモート環境で練習するために夜の生活サイクルをナリカワに合わせ深夜1時頃までポケモンカードをする生活でした。週7で3食すべて自炊している私がポケモンカードの練習時間を捻出するためだけに冷凍宅食弁当サービスを使ったほどです。
それが勝つための取り組みだったかというと別にそんなことはなくて、自分の探求心と知的好奇心によるものでしかないのですが、ただ単純にかけた時間だけで言ったら広いマリンメッセ福岡の会場の中でも相当上位だった自信があります。
それでも時間が足りなかった、それを痛感するCLとなりました。
これを解決するには「勝つための取り組みを変える」か「チームの体制を見直す」のいずれかしかないと思います。
「勝つための取り組みを変える」とは、誰かが使っていた強いデッキをコピーして、それを回す練習だけをすることです。今回であれば、練習量と出力のパフォーマンスで言えばメガルカリオexかカースドボム型のドラパルトexが適切だったと思います。
「チームの体制を見直す」について、今は未知のデッキについて私がゼロから構築を作っては試して崩して、細かい調整も一人で行っていますが、これでは仕事を辞めない限り時間が足りないということがわかりました。周りを巻き込んだ取り組み方について抜本的に見直す必要があるかなと思いました。
CLの上位者デッキについて
今回、CLのトップ3が「メガガルーラex&メガアブソルex / オリーヴァex / メガガルーラex&ドラパルトex」だったということで、誰もが知らなかったデッキばかりが上位に入賞しました。
私の目指すところである「デッキ勝ち」が表面化した珍しい例であり、私が引き続き変なデッキで遊んでいても謗られなくなるかもしれない結果という意味ではありがたかったですね。
私が続けている取り組み方が肯定されるわけではないにしろ、真っ向から否定される結果ではないだけに、モチベーションに繋がったところでもあります。
CLから帰宅したその日の深夜には既にポケカの通話をしている今の状況を嬉しく思いますので、引き続き楽しみながら頑張ろうと思います。
リアルタイムスイスドロー形式について
二度とやりたくないですね。たくさん人数を詰め込むために効率的な方法なのはわかりますし、今回はおかげさまで出場する知人がたくさんいて旅行として最高に楽しかったので、そういう意味では感謝するところではあります。
それでもやっぱり、35分のタイマーがなった瞬間に両負けになるシステムでかなり焦ってプレイしましたし、全員一斉スタートで会場が一体になる”アツさ”もない、デメリットの方が大きくて二度とやらないでほしいなと思ってしまいました。
私はグループがDだったので受付開始が14時で、もう昼過ぎ頃は眠すぎて帰ろうかと思いました。自分がまだ全く戦ってもないのに周りから負けの報告が舞い込んでくるのもおもんなかったです。はぁ。
