底なし沼の底

The two moves have become one! It's a combined move!

【CL福岡2024・シティリーグシーズン3】アルギラピジョット

 

2024/03/10 追記

 

はじめに

はじめまして。Lukeと申します。

このたびCL福岡2024とシティリーグシーズン3に参加しましたので、使用したデッキについて書きます。

 

環境読みとデッキ選択

まずCL福岡の当選が発表された時点で、この後環境がどう進んでもリザードンexが環境の中心にいる構図は変わらないだろうと予想しました。

今回はスケジュール上、CL直前に多忙を極めることがわかっていたため、リザードンexのプレイ練度をあげてミラーを制していく戦略は無理があると思いリザードンexを選択することはやめました。

リザードンexを強くメタることができるデッキで、かつCLでの使用に耐えうる有象無象を轢けるデッキパワーを有するデッキを模索し、アルセウスギラティナに注目しました。

リザードンに対するメタとしてミミッキュは強力な選択肢であると思いましたが、ミストエネルギーによってデヴォリューションとゴーストアイを両方止められるのが苦しく、CL直前にあまり練習ができない以上、当選~CL当日までの環境の変遷によってデッキを捨てることになる可能性があると考え、ミミッキュを使ってメタに傾倒したデッキを考えるのはやめました。

 

アルギラというデッキタイプについて

元来、アルギラというデッキタイプは現環境についていけるほどデッキパワーは高くないと考えています。手貼り手貼りという決して易しくないハードルを越えた末に得られるのがトリニティノヴァ180点という貧弱なものであり、何ならレギュレーション落ち前から雪道で多少相手が止まるお祈り込みでないと戦えない水準のデッキでした。

LEGENDSアルセウスでも語られているようにアルセウスギラティナは相反する存在であってほしいというポケモンの設定上の観点からも大嫌いなデッキでした。

 

それが雪道のレギュ落ちにともないお祈りの要素すら失いましたが、代わりにマキシマムベルトによって初速のトリニティノヴァでサイドを取り進める力を得て全く違うデッキタイプとなりました。

マキシマムベルトをつけたトリニティノヴァ230、ロストインパクト330を出せるようになり盤面の圧力が大幅に向上したことに加え、環境の中心にいると予想したリザードンexをテツノイサハexで一撃で突破する権利を持った点は非常に大きいです。

 

ピジョット

まずは従来の一般的なビーダルエンジンのアルセウスギラティナを試してみましたが、全くリザードンに勝つ気がしませんでした。

相変わらずジャッジマン等の手札干渉による補助込みで戦えるデッキ出力が成立するデッキタイプではあるにも関わらず、ジャッジマンやマキシマムベルトをはじめピンポイントでほしいカードにタッチできないことによって純粋なデッキパワーでリザードンexとは大きな差が開いていました。

 

元々雪道ジャッジのお祈りによってデッキパワーを無理矢理担保していたからこそ、雪道の影響を受けないビーダルをエンジンに据えなければならなかったと考えていて、雪道がスタン落ちしてルール持ちの壊れ特性をブンブン振り回したモン勝ちとなった環境においてビーダル固執するのは違うと思い、特性マッハサーチ・かくしふだに注目しました。

雪道が無いのであれば現行スタン最強の特性はマッハサーチであると思います。毎ターン好きなカードをサーチするなんて到底許されていい行いではありません。

 

ピジョット型のアルギラを作ってみて試してみると、これならば自由にゲームプランを構築でき、環境を戦うに値する出力を実現できていると思い調整を重ねました。

 

調整過程で気が付いた重大なことは、ポッポでスタートすればピジョットに進化したとき逃げるエネルギーが0になるため、2ターン目のトリニティノヴァ宣言時にポケモンいれかえをサーチする必要がない点です。

スターバースで入れ替えの代わりにふしぎなアメをサーチできるため、ピジョットが立てづらい(=立てることにスターバースを消費してしまってやりたい動きができない)ということはあまり起こりませんでした。

 

以上を踏まえ、使用したデッキリストがこちらです。

 

CL福岡 使用デッキリスト

デッキコード:y22ppR-iK08oi-MyU2XM

 

シティリーグ 使用デッキリスト

デッキコード:Fk1kw5-ST0x4h-Vk5kvd

 

採用カード解説

アルセウスVSTAR 4-4

たまに上の枚数を絞っているリストを見ますが、ポケモンカードを舐めています。

スターバースを言わないと話にならないので問答無用で4枚。

 

ギラティナVSTAR 1-1

正直これは自分でもイカレていると思いますし、過去にアルギラで大規模大会を優勝した身内がギラティナ1-1で、当時本人にデッキキモすぎると言った記憶もあります。

 

しかし、マッハサーチをエンジンとしているためヒスイのヘビーボールを確定サーチできる点、2本目のギラティナを立てることは基本的に無い点(エネルギーの都合で無理がある)、先述した理由でポッポとアルセウス以外のスタートが弱い点を総合して、優勝した身内をリスペクトしたゲン担ぎも含めて1-1採用のまま臨みました。

ギラティナがいないならいないでアルセウスだけで戦いきれるデッキだというのもこの選択を後押ししています。

 

ここは一番疑問を持たれるところではありますが、これで良かったと考えています。

練習でギラティナVSTARがどうしても必要な試合でサイド落ちしていた時は「ましろさんが悪い!」と責任転嫁することにしていました。

 

ピジョットex 2-0-3

ボールをもう少し盛りたくてキャプチャーアロマを増やすか?という議論になった際、ポッポでスタートすることが強いのでポケモンの現物を増やすことにしよう、と思いポッポを3投にしました。

 

・かがやくサーナイト 1

雪道がなくなったからこそ強いカードの1枚です。

ロストインパクトをピジョットが耐えるために必須です。

ルギア対面で置いておくとストームダイブで進化前のVポケモンを倒されなくなる点も良かったです。

 

ポケモンいれかえ 1

アルセウスだけでなくポッポでスタートした場合も基本不要になる上、中盤以降で必要になったときは最悪テツノイサハの特性を使って逃げれば何とかなることもあるので最低限の1枚です。

 

・ロストスイーパー 1~2

手札干渉をする以上はポケストップを割りたいですが、相性のいいスタジアムがあまりないので使いどころの広いロストスイーパーにしています。

ブーストエナジー古代やヒーローマントを割る目的にも使えるため、2枚まではあっても腐らないかなという印象です。

 

・カウンターキャッチャー 1

マッハサーチだからこそ採用できるカードの1枚。

パオジアンなどに対して出遅れてしまっても、カウンターキャッチャービーダル+手札干渉で一気に勝負を捲る選択肢を持つことができます。

 

・博士の研究 1

手札干渉をするデッキでは相手が事故っているときに自分だけ手札を伸ばす要素が必須だと考えていて、相手の手札に触らないサポートとして採用しました。

他にパラソルおねえさんを試しましたが弱かったです。

この辺りの考え方を書いてくれている記事があるので参考資料として置いておきます。タイトルは最悪だけどまぁまぁいいことは書いてあるので許してあげてください。

何故かスクールガールがスタン落ちしてて萎えました。

note.com

 

・ビワ 1

マッハサーチだから強いカードの1枚。

ビーダル型でも採用している構築をたまに見ますが、この手のカードは使うタイミングを選ばないと弱いのでかなり疑問視しています。

マッハサーチであれば好きなタイミングで使えるため、主な使用シーンとしては

  • パオジアンexがポケストップを回してアメを拾ったのを確認した直後
    →カウンターキャッチャーセグレイブ+ビワでアメをトラッシュで一気に試合を動かせる可能性があります。アメを持っていることが確定していないとしても、余裕があるときに打てばプライムキャッチャーやスーパーエネルギー回収が引っかかって良い展開になるケースが多いです。

  • ロスト系のデッキのロストゾーンが7枚貯まる前後に手札を多く抱えたとき
    →ミラージュゲートとすごいつりざおをまとめて落とします。
    アルセウスVSTARを突破しきって勝つにはそれなりにミラージュゲートを打つ必要があるため、ミラージュゲートを落とした後の展開で手札干渉とチェレンを絡めていくとかなり優位に立ちやすい印象です。

などが挙げられます。

 

チェレンの気くばり 1

フトゥーのシナリオ+すごいつりざおを採用しているリストをたまに見ますが、ピジョットをエンジンにする以上手札が増えないのが苦しくなりがちなので手札が増えるチェレンを優先しています。

ツツジの採用も同様の理由で、ビーダル型であればナンジャモのほうが手札が伸びやすいですが、ピジョットだと単純に引ける枚数の多いツツジのほうが強いシーンが多かったです。

 

シンオウ神殿 1

ころころルギアがキツすぎるので、チラチーノのギフトエネルギーを消しながらツツジで次が立たないお祈りをするために採用しました。

ロストスイーパーのポケストップを割るという役割は兼ねられるため、スイーパーを1枚差し替えています。

ダブルターボエネルギーが2個にならなくなる点に注意が必要です。

 

・ミストエネルギー 1~2

くるいえぐるを無効にすることでトドロクツキexに対してチェレンの気くばりが成立します。また、ピジョットにデヴォリューションが飛んでくるのが結構面倒臭いので暇な時があればサーチして貼っておきます。

 

不採用カード解説

・こだわりベルト

リザードンexデッキに入っているロトムVをダブルターボエネルギー込みで倒したいことが多々あったため採用していましたが、リザードン対面ではロトムなんて呼んでる暇があったらまずビーダルから倒していくため、ロトムを呼びたい終盤は基本エネ3枚アルセウスを用意するのは難しくないと判断して不採用としました。

ルギアについたVガードエネルギーや、ミラーのかがやくサーナイトを貫通してロストインパクトで倒す役割もありましたが、シンオウ神殿で兼ねられるので不要と判断しました。

 

・リククラゲ(ねんきんコロニー)

ネジキと併用で採用したりもしていましたが、パオジアンにはあっても大して変わらずビワの方が効果的であり、サーフゴーexくらいにしか刺さらなかったのでCL直前のサーフゴー減少傾向を見て抜きました。

 

・かがやくゲッコウガ

使ってみると手札のコストを払うのが結構重く、フトゥーよりもチェレンの方が強いピジョットの性質上、ゲッコウガと噛み合う釣り竿+フトゥーの採用が微妙だったため不採用となりました。

 

・ワザマシン デヴォリューション

ビワと相性が良いですが、パオジアン対面ではカウンターキャッチャーで同等の役割をこなせることが多いため不採用です。

 

各対面相性

主観・曖昧であることを述べておきます。

リザードンex

ピジョット型 微有利

ビーダル型 五分

 

リザードンの本数をとにかくたくさん立てることに長けたビーダル型の方が苦しい展開になりやすいです。ピジョットビッパビーダルを先に呼んで倒すことでサイドを進行しない(バーニングダークの打点を280まで上げさせない)ようにしながらシステムを壊し、バーニングダーク300のラインを踏むタイミングで手札干渉しながらマキシマムギラティナかテツノイサハでリザードンを一撃で突破して勝負に出ます。

 

270のラインからはげんきのハチマキやこだわりベルト等が脅威となり、サイドが奇数進行となる点も美味しくないので下手に価値のないサイドを取って残りサイド4→3とするくらいなら殴らない方がマシな場合も多いです。ただし、そのような選択をするとヒトカゲのヒートタックルが面倒になる場合が多いため考慮に入れておきます。

 

こだわりベルト / まけんきハチマキ付きのかがやくリザードンギラティナやテツノイサハを突破されるのが苦しいので、奇数進行を避けたい場合にビッパビーダルがいない時はかがやくリザードンを優先して狙います。

 

ピジョット型の場合は特にビワが刺さる状況があり得るので一応選択肢として見ておきます。ロストインパクトを打つ権利はマキシマムベルト込みでリザードンを突破するよりはピジョットを倒すことに割いた方が良い場合が多いです。

 

サイド5枚のバーニングダーク+こだわりベルト/まけんきハチマキ+カウンターキャッチャーで進化前のギラティナVなどを倒される動きが苦しく、サイドを奇数で進行するうまみも無いため、盤面を進化できるまではトリニティノヴァではなくトリニティチャージから入った方が良いことが多いです。

仮にアルセウスVに180ダメージ当てられてもチェレンを使うこともできますし、サイドを速く取り進めるよりはバーニングダークでは倒せない体力のギラティナVと、テツノイサハをいつでも起動できるエネルギー配分の盤面を用意することを優先したいです。

 

パオジアンex

先攻 微有利

後攻 不利

 

先にげっこうしゅりけんでポッポを倒される続けると結構どうしようもありません。これは明確にビッパに劣るポイントです。

セグレイブが揃わず手札に沢山カードを抱えているときはスーパーエネルギー回収を持っている可能性が高いのでビワの打ち得ポイントです。ポケストップでアメを拾ったときはカウンターキャッチャーでセグレイブを倒しながらビワを打つとセグレイブが復帰しなくて勝ったり勝たなかったりします。

ビワを打つ余裕があることはそんなに多くないので、基本はカウンターキャッチャービーダルツツジポケストップ破壊から勝負します。やりたいこと全部やらせて殴り合ったら勝てるわけがありません。

 

アルセウスギラティナ

ビーダル型 微不利

 

リザードンミラーではビーダル型の方が不利なことと同様に、ミラーは苦しめの対面です。

リザードン型でもそうですが、ピジョットの方が明らかにデッキの出力そのものは高いのにミラーではビーダルの方が有利という歪みが発生しています。

 

アルセウスギラティナは殴り合いを制した方が勝つので、チェレンを封じるために最初からビーダルを狙っていきます。

 

古代

黒単 有利

コライドン軸 有利

タケルライコex 微有利

 

チェレンの気くばり、ミストエネルギーが強烈に刺さり、手札干渉も非常に効果的なデッキタイプです。マッハサーチでチェレンの気くばり、ミストエネルギー、ロストスイーパーに確実にタッチできる点がデッキ相性を大きく引き上げています。

タケルライコexデッキに採用されるスナノケガワexはアルセウスの弱点を突いてくるので注意が必要で、220でも280でもきょくらいごうに必要なエネ枚数には変化がないためテツノイサハexを活用したいです。

チヲハウハネの攻撃で進化前のアルセウスVを楽に突破されると悪い展開となるため、無駄に進化前を並べ過ぎないように注意します。

 

ロスト

バレット系 有利

ギラティナ 有利

 

ロスト7枚前後で打つビワが超強いです。あとはチェレンとジャッジマンを打って戦います。マキシマムベルトはテツノカイナやトドロクツキを倒すのに必要になることが多いので大切に扱います。デヴォリューションやロストマインのケアでピジョットにはできる限り早くミストエネルギーを貼っておきます。

かじばのいっぱつで全てのポケモンを一撃で倒されてしまうので、サイド1を踏むときには手札干渉を重ねたいです。ワザマシンは先貼りしておくことができないため、かじばのいっぱつには手札干渉が効果的です。

 

ギラティナに対してはかがやくサーナイトが非常に有効で、ミストエネルギーを併せることで1ターンでは突破できないポケモンが完成します。

ピジョットはかがやくサーナイトがいてもマキシマムベルトで倒されてしまう可能性がありますが、ギラティナVSTARを倒すことはできないので盤面を用意できると優位に戦うことができます。

 

イダイナキバLO

微有利

 

ミミッキュが入っている場合があるので、ひきさくを使えるギラティナVを用意しておきます。

イダイナキバはブーストエナジー古代込みでHPが200となるため、最初の1回以降はアルセウスVSTARにはダブルターボエネルギーをつけないようにします。

アルセウスVSTAR単騎で戦ったりすると普通に下技の弱点で倒されてエラいことになるので、後続のアルセウスは常に用意をしておきます。

古代のサポートを使い続けなければならない性質上、手札干渉を毎ターン打っていくことが望ましいです。

 

ルギアVSTAR

スペシャルころころ特化型 不利

どっすんグースカに寄せた従来の白ルギア 有利

 

全部引かれて動かれたらまず勝てないので、初動でどれだけアッセンブルスターを遅らせられるかが最大のカギとなります。

相手のプレイしたカードから手札読みを研ぎ澄ませ、ナンジャモ・ジャッジマン・ビワを打つか打たないかの判断に命を賭けます。アーケオスを2枚トラッシュに送られてしまったとしてもルギアVSTARに触れない可能性が残っているので諦めてはいけません。

 

動かれてしまったときはシンオウ神殿でチラチーノについたギフトエネルギーを止めながらツツジナンジャモで次のチラチーノが育たないことに賭けます。

 

ストームダイブで進化前のVポケモンを倒されないためにかがやくサーナイトが重要で、Vガードエネルギーでロストインパクトを耐える動きに対してシンオウ神殿を使うこともあります。

 

 

CL福岡 マッチング

1戦目 パオジアンex 先攻 負け

ギラティナVでスタート。マキシマムベルトとポケモンいれかえがサイド落ち。

 

ギラティナスタート&入れ替えサイド落ちで殴りだしが遅れることが確定していたため、最初からどこかでカウンタービーダルナンジャモで捲る前提でプランを立てました。

ギラティナを倒された返しでスターバースをピジョットを立てることとジャッジマンのために消費し、ジャッジマンで後続を引けなかったためマッハサーチで後続をサーチするかカウンターキャッチャーをサーチするかで悩んでカウンタービーダルを選択。

返してアルセウスVSTARが吹き飛んでアタッカーが消えたものの、ビーダルが復帰しなかったので相手のサイド残り2枚でポッポ前にしてポケストップを割りながらナンジャモで手札を2枚にしたところ、カイを持たれておりプライムキャッチャー+スターポータル→ヘイルブレードで負け。

 

2戦目 パオジアンex 先攻 勝ち

ポッポスタート。ポッポに手貼りエンド。

マキシマムベルトがサイド落ち。

後攻1ターン目で相手の盤面にはゲッコウガビッパ・セビエ・パオジアンのすべてが揃っていましたが、次ターンでセグレイブに進化することができず手札を抱えて終わりだったのでビワを打ってスーパーエネルギー回収とプライムキャッチャーを割り、トリニティチャージ。

カウンターキャッチャービーダル+ナンジャモ+ポケストップ破壊で止まったので毎ターンマッハサーチボスの指令でセグレイブを狩りつくして勝ち。

 

3戦目 アルセロコンオンバーン 先攻 勝ち (イトウシンタロウ)

マッチングを見たとき僕の知っているイトウシンタロウでないことを強く願いましたが、無慈悲にもよく知った強そうな顔がやってきてシモカワチャンネルのプレイマットを広げ沙花叉クロヱスリーブのデッキを机の上に置かれました。

「すみませんトイレ行ってて遅くなりました。昨日買ったスリーブがあんまり良くなくて、デッキがありえん分厚いんですよね。すみません。」と言いながら着席なさいました。ドラゴンシールド+サイドインパーフェクトの僕のデッキの3倍はあろうかというクソデカタワーを3回に分けてシャッフルした世界チャンピオンと対峙し、対戦開始を待ちました。緊張しました。

 

この試合だけはやたらと手札が良くて、ポッポアルセウスギラティナ着地手貼りエンドからアルセウスギラティナ進化進化博士の研究という出来過ぎの引きからスターバースでピジョットを立て、ギラティナVSTARを育成。スターバースからギラティナVSTARを先殴りされて悩みましたが、ボスの指令にスターバースを割いたことが明らかで盤面のシステムもおらず手札も細そうであったため、アローラロコンVを呼んで倒し、そのまま手札が改善しなかったようで一方的にマッハサーチを使いまくって勝ち。

途中でオンバーンexが出てきてひっくり返りそうになりました。

大会で初めて対戦する世界チャンピオンからオンバーンexが出てくるというのは、本ブログを見て頂ければどれほど奇跡的な運命であろうという事象かはご理解頂けるかと思います。

 

アローラロコンは3-3採用だったが2枚サイドに落ちていたとのことで、運が良かったと思います。

 

4戦目 黒単古代 後攻 勝ち

予定通りのプランを通して順当に勝ち。

 

5戦目 クエスパトラex+アカシックセンス 先攻(じゃんけん負け) 勝ち

かがやくサーナイトスタート。かがサナに手貼りエンド。

3-1卓でクエスパトラexが出てきたときには驚きました。

アルセウスVSTARに4エネつけても280ダメージは出されそうになかったので4エネアルセウスチェレンの気くばりで回して勝ち。

ミミッキュが入っていそうだったのでギラティナVに草超の2エネだけつけてひきさくの択を残して睨みつつクエスパトラexからの打点を上げないようにし、必要になればダブルターボエネルギー手貼りからクエスパトラexワンパンの択も持てるように立ち回ったのが良かったかなと思います。

 

6戦目 タケルライコex 先攻 負け(サイドペナルティ)

アルセウスVSTARが2枚サイド落ち。

かなり疲れが溜まってきていて緊張を除くために大会開始からここまで20回くらいはトイレに行っており、アルセウスVSTARが山にいないことに終盤まで気が付いていませんでした。

ジャッジマンから2ターンほどドローゴーしていたので、サイドを進めるときにカウンターキャッチャーマキシマムトリニティノヴァで先にスナノケガワから倒したところ、次のトップのトレッキングシューズからケガワ復帰+オーリム+手貼りまで引かれてアルセウスを倒されました。

 

ナンジャモで手札を流してポケストップを割り、あとはアルセウスを進化してバトル場のタケルライコexを倒し、返しで4エネ揃えられない限りは勝ち確盤面のハイパーボール宣言でアルセウスVSTARが山にいないことに気が付きました。

仕方がないのでテツノイサハexを持ってきてバトル場を倒し、ナンジャモでボトム固定された山を大地の器で混ぜて隠し札を宣言されたところでテツノイサハについているエネルギーが草超ミストになっていることに気が付きました。

対戦相手も気が付いていなかったのでそのまま進行すれば勝ってサンダーのプロモまで到達していたとは思いますが、やっぱり気持ち悪いので自己申告して複数サイドペナルティの裁定でそのまま負け。

 

冷静に考えたらタケルライコを見た瞬間に最終的にテツノイサハexは使うつもりでプランを立てておくべきだったし、それだったら草エネの枚数ももっと慎重に考えて管理していただろうと思われるのでトレッキングシューズから全部繋げられた運だとかペナルティだとか言うよりはただ頭が悪くて負けたなあと思います。

 

7戦目 リザードンex ビーダル型 後攻 負け

テツノイサハexとヒスイのヘビーボールがセットでサイド落ち。

相手は先攻でビッパが2体並び、こちらは後1ポッポ手貼り仲間を呼ぶ→アルセウスとポッポを展開。ポッポでもう一度仲間を呼んでギラティナアルセウスを展開。

ボスビーダルを2回言ってからマキシマムギラティナリザードンを倒し、サイドからテツノイサハを回収。この時相手の手札が4枚で特に動かず技宣言だったので悩んだ末に手札干渉はせずに攻撃しました。

テツノイサハは回収できていたのでカウンターキャッチャーピジョットナンジャモ以外は勝ちでしたが、見事に全部持たれていてナンジャモから何も引かず負け。

 

最終4-3ドロップ

 

シティリーグ マッチング

1戦目 パオジアンex 先攻 負け

かがやくサーナイトスタート。エネが3枚サイド落ち。

【初手】かがサナ アルセウスVSTAR 草エネ 草エネ ツツジ カウンターキャッチャー ハイパー ハイパー

ハイパーで草とハイパー切ってアルセウスV、草エネ貼ってエンド。

 

ツツジとカウンターを切るわけにはいかないので博士は打てず、相手の行動はナンジャモを打って良いかというと微妙なところでしたが仕方なくスターバースでナンジャモとダブルターボをサーチ。

【ナンジャモ後】ボス 神殿 マキシマム ギラティナV ポッポ ポッポ

この後4ターンくらいドローゴーして負けました。

 

スターバースを打たずに待つ、アルセウスVSTARを一瞬で倒されるリスクも覚悟で入れ替えをサーチして使ってからナンジャモを打つ、など別の選択肢はあってかなり悩みましたが、どのルートでも今回は負けていたかなあという振り返りです。

 

2戦目 アルセウスギラティナ ビーダル型 先攻 勝ち

先にビッパ呼んで倒して相手何も無くて勝ち。

 

3戦目 アルセウスグレンアルマ 後攻 勝ち

4ターン目くらいまでトリニティノヴァが言えず事故気味でしたが、マジカルファイヤーで前のアルセウスと裏のポッポを取ってくれたのでツツジからチェレンで捲って勝ち。

 

4戦目 ころころルギア 先攻 負け

後1でアーケオスを2枚落としてから、エネを1枚も巻き込まずに博士の研究。

風詠みで手札を抱えてエンドだったのでジャッジマントリニティノヴァ。

ジャッジマンでチラチーノとルギアVSTARを引かれ、相手の手札は2枚。

神殿を貼りながらルギアを倒してチラチーノの後続が立たなければいける…かと思ったところで間違って1エネしかついていないアルセウスVSTARを前に出してしまいました。

ダブルターボが2個分ではなくなっているので先に加速しておいたギラティナでひきさくを打つのが正解だったのですが、またしてもやってしまいました。本当に頭が悪い。

 

仕方がないので後からツツジ神殿で捲るつもりでルギアを倒してギフトエネルギーで山札を引かれ、ナンジャモで神殿を流されながらチラチーノアルセウスを突破されました。ピジョットは呼ばれて倒されるケアでツツジをサーチしておき、チラチーノを再びアルセウスで倒して返しでピジョットを倒されました。

ここで相手のサイドが2枚になったのでツツジツツジから神殿を引き込めず、倒してしまえば負け確だと思い一旦ポッポ前で殴らずにパス。

 

ツツジからチラチーノ進化とナンジャモを引かれ、次のチラチーノに5エネ(16枚目のエネルギー)が付き、負け。

ルギア倒したのがダメだったかもなあ。

 

5戦目 黒単古代 後攻 勝ち

ルギア戦の負けで本当に気持ちが萎えていました。

ハバタクカミスタートに対してスターバースが消されることを嫌って1ターン目にアルセウスVを2面着地してトリニティチャージ。

スターバースでピジョットを立てて…と思っていたのに先にアルセウスVのダブルターボを切って逃げてしまう痛恨のミス。偶然ボスを持っていたので先にトドロクツキを減らしに行く方に切り替えてボストドロクツキからスターバースでピジョットを立て、あとは順当に有利な立ち回りをして勝ち。

 

全勝卓で両負け&階段崩れにより5回戦で終了。

最終3-2 22位

 

結果だけで言えばルギア戦を勝てていても4-1オポ落ちしていたとは思います。

 

デッキの反省

ポッポアルセスタート以外が本当に弱すぎる。

 

おわりに

明らかなケアレスミスが多すぎます。敗因はただ僕の頭が悪いことと、長い回戦を戦いきる体力がないことです。デッキはそこそこ良いものが作れていたんじゃないかなと思いますし、だからこそ公開しました。

 

今回のCL・シティは自分に体力と注意力が無いことを強く自覚する機会となったことが最大の収穫だと言えます。

ポケカのジムなんか行ってる暇があったらスポーツジム行った方が良いです。体力のない奴には何をやらせてもダメ。中学高校で運動部で汗を流して来なかったオタクくん(笑)には何の人権もありません。映す価値どころか生きる価値が微塵もありません。カス。

 

シマダダイチ選手は筋トレオタクらしいという話を聞くのでそりゃ強いよな~って思いました。以上です。

 

質問・感想→Twitter(X):@Luke_Noivern

 

 

2024/03/10 追記

60枚完全に同じリストで後輩2人がシティリーグに参加し、なんと二人とも決勝まで進んで1位2位で終えました。(マッチングと勝敗はリンク先から)

 

2人ともおめでとう。