はじめに
はじめまして。Lukeと申します。
今期使った構築を書いておきます。
構築
サンダーとパッチラゴンの比較
・ダイジェットを一致で使える
・耐久が両方面そこそこ高い
・威嚇に耐性がある
・ランドロスと打ち合える
・ダイサンダーが自分に乗る(火力上昇、眠り対策)
・物理火力があるためガラルファイヤーに強い
・単体で晴れに強い
・ロトムで止まらない
・ランドロスで死ぬ
今までサンダーだけでは処理に不安がある晴れパ対策としてチョッキガブリアスなどを積んだ構築を使ってきました。
今期はこれを1枠で担うことができ、パワーがより高いパッチラゴンを再度使ってみようという試みをしました。
ランドロスの対策
インテレオン、シルヴァディの双方で高い打点を持たせることが可能なため、展開後ランドロスに大きく削りを入れられるような構成に変更。
加えてウーラオスを連撃に変更し、パッチラゴン以外でのランドロスへの回答を底上げしました。
個体紹介
インテレオン
持ち物:こだわりスカーフ
特性:げきりゅう
努力値:臆病CS252 B4
実数値:145-x-86-177-85-189
技:みずのちかい / だくりゅう / みずびたし / こごえるかぜ
※キョダイマックス個体
ダウンロード調整CS。
ランドロスを削るためにCに全振りし、湿原しないときでも上から圧力をかけられる形にしました。
こごえるかぜは実質”エレキウーラ”を生み出す技で、ウーラオスやパッチラゴン等との同時選出で力を発揮します。
みずびたしは耐久系のポケモンに打ってでんげきくちばし/ダイサンダーで強引に突破が見込めます。1回だけ相手のドラパルトのダメージを減らすために味方のパッチラゴンに使うことがありました。
持ち物:ヨプのみ(いのちのたま)
特性:ARシステム
努力値:ひかえめH244 C252 B12
実数値:201-x-117-161-115-115
技:くさのちかい / れいとうビーム / ハイパーボイス / でんじは
C特化合体草の誓いはレジエレキを1撃で葬る力があります。
湿原後生き残った場合や、相手のトリルが警戒される場合に圧力をかけるハイパーボイスと、ランドロスに打つれいとうビーム。
他の枠の関係で珠が余らないときはヨプを持たせていましたが、珠を持たせられる場合は持たせてやると非常に頼りになるポケモンでした。
パッチラゴン
持ち物:とつげきチョッキ
特性:はりきり
努力値:意地っ張りAS252 B4
実数値:165-167-110-x-90-127
技:でんげきくちばし / ドラゴンクロー / つばめがえし / 10まんばりき
晴れに対して強く出られることや、不意に飛んでくる弱点技に対しても強気に立ち回れることからチョッキで採用。
以前湿原で最終2桁だった時にも似た理由で珠よりもチョッキを優先しており、経験的にもこちらの方が強い自信がありました。
ウーラオス(れんげきのかた)
持ち物:きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
努力値:ようきAS252
実数値:175-182-120-x-81-163
技:すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / みきり
湿原ラストターンのダイウォールごまかしをキョダイレンゲキで咎める択があるので、ダイマックスも忘れてはいけません。
残り2枠は「トリルからブリザポスを咎める鋼枠」と「メタグロスに強い自由枠」だと思います。
ダイマックス環境の湿原 総評
今期でダイマックスができるルールは終わってしまいました。
とても楽しいシステムだったと思っています。
「S操作技を持っている方に合体技を打つ」という安定択と、「ダイジェットを持ったダイマックスポケモンがダメージを実質半減する」ということの噛み合いが非常に悪いことが(冠環境以降は特に)重要だったように思います。
「ポケモンを2体失って実質3ターンの盤面アドバンテージを得る」ことに合体技によるダメージが重なれば強力なのは変わりませんが、これがダイジェット持ちに小さなダメージを入れただけで終わってしまっては後ろの2体で捲り切れずに負ける展開が多かったと感じています。
そういった理由から最終的には「湿原ギミックを含んだグッドスタッフ」のような形に落ち着き、湿原アタック役であるシルヴァディも今回の珠持ち特殊アタッカーとなりました。湿原展開組自体が高い数値を持ったポケモンたちであるため、広く対応するグッドスタッフ系にまとめやすく扱いやすかったです。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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