底なし沼の底

The two moves have become one! It's a combined move!

インテレオンVMAX【2021シーズン3シティリーグ】

 

はじめに

はじめまして。Lukeと申します。

大会の中止が続き、Bレギュ以降初めての参加となるシティリーグシーズン3に行ってきました。

成績は3-2で予選落ちとなってしまいましたが、使ったデッキについて記録しておきます。

特に何か大きなものがかかった大会でもなかったですし、Cレギュレーションのカードのスタン落ちも見えてくる時期なので使って負けても後悔の無い好きなカードで出ようと決めてインテレオンVMAX[ダイバレット]を使用しました。

勝てたわけでもないし環境的に言えばデッキ選択は正直誤りだと思うので軽くメモ程度に書きます。

 

デッキレシピ

f:id:Luke_Noivern:20210814201824p:plain

デッキコード:p2MRMU-RRPgte-UyppMX

 

構築について

環境的に必要な火力としてダイバレットではわずかに打点が足りず、クイックシューター、ダブルシューター、ブリザードロンドで補う必要があると考えていました。

 

メロンが登場したことによるモスノウ採用の是非についてです。

モスノウ不採用ではこくばバドレックスVなどスピードの速い対面において、「エネ加速のために無理してサポート権をメロンに割く」場面が多くなるのが非常に苦しく、手札が10枚以上あるような相手に対してマリィも打つことができず欲しいカードにも触れずメロンにサポート権を使うのが非常に弱いと感じました。

 

他に特性いざなうしらべのチルタリス採用等、様々な型での試作を経て結論したのが上記のデッキリストです。

 

環境考察・対面所感

こくばバドレックスV、れんげきウーラオスVを最も重く見るべきだと考えていました。

勝ち上がるにあたってはこの両方に五分以上の構築を使う必要があるとは思っていました。(実際はどっちにも不利なデッキを使いました)

 

以下予測された環境デッキとの対面について書きますが、有利不利の表記はか~~~~~~なりてきとうです。五分っぽい対面もどっちかに寄せて書いてるがち。

 

こくばバドレックスV:不利

マホイップ採用型が増加したことも大幅に向かい風で、何度も練習した結果なかなか覆せないなあと感じていました。

 

ルカメタザシアンザマゼンタ:不利

結晶の洞窟の登場によってかなり厳しいことは認識していましたが、大会前は少し甘く見てしまっていたかなと思います。

 

いちげきウーラオスV・いちげきゲンガーV:不利

大きなお守りやスタンプを絡めたお祈り。

 

レックウザVMAX:不利~微有利

雷は不利、炎は有利。雷弱点水タイプなのでそれはそう。

 

れんげきウーラオスV:微不利~不利

ヨガループが強いので、メッソンやモスノウを的にされるのを考慮して戦わなければならず、こちらが序盤からブン回らないと間に合わないため辛いです。

この対面を意識してマオ&スイレンを欲しい場面でサーチできるチルタリス型、裏工作型を使用するに至りました。

 

三神ザシアン:有利

ハイドロスナイプで序盤の三神前は否定でき、打点ラインも綺麗に噛み合うため新しくファイヤーが採用されようが何だろうが以前までと変わらず五分よりは上だと考えています。重く見るならエール団のしたっぱを採用しますが、今回は抜けてしまいました。

 

ジュナイパー:有利

アクアバレットの裏工作インテレオンをしっかりとアタッカーとして使うことができるため、ある程度処理は可能だった印象です。

 

パーフェクション:有利

ダブルシューター+シャドーボックスが突き刺さるため、悪も炎も五分以上だと考えていました。

 

スイクン:有利

マオ&スイレンを使える対面であることや、裏へのベンチ狙撃・ダブルシューターがある程度有効であることから勝ちに行ける対面かなあと思っていました。

 

連撃テンタクル:有利
ダイバレットが有効な対面であり、裏工作インテレオンでぴったり倒せることなどから練習の段階ではあまり勝率は悪くないのかなあと考えていました。

 

ムゲンダイナ:微有利?

打点がぴったりと噛み合いやすく、望み通りのサイドプランを通しやすい上、ベンチバリアを出されることもないので戦いやすい相手だと思っています。

 

はくばバドレックスV:五分?

ミラーみたいなもん

 

 

採用カード・不採用カード

インテレオンV

連撃の方はダブルシューターの方を警戒してミュウを出さないでくれる場合がある、下技が強い、どんどんよぶの対象に取れる。

旧型の方は上技が強い。

前者のメリットが大きく散らすほどでもないと思ったので全て連撃の方になっています。

 

インテレオン(クイックシューター)

うらこうさくのインテレオンがアタッカーとなるのが強い場面が多く、うらこうさくに進化したい場面が多かったため抜けてしまいました。

 

ポケモンいれかえ

本来モスノウ軸のデッキにおいては風船が強力なので3枚以上採用したいと考えていますが、ブラッキーのくろいまなざし、ゲンガーのくろいまどろみ、リーフィアデッキのガラル鉱山など環境因子を考慮すると外せないと思い採用しました。

 

メロン

モスノウが序盤準備できなくても、クイックボール(コスト水エネルギー)でメッソンなどから早期の起動が可能となるのが強力でした。

2枚採用としていましたが、モスノウを2-2採用にしたことに伴って1枚としました。

 

頂への雪道、リセットスタンプ

裏工作から終盤の捲りに使うために採用したかった要素です。

雪道はできれば2枚欲しかったです。

 

ウォッシュ水エネルギー

フルメタルウォールGX、デッドムーンGX、ペイルムーンGX、トロピカルアワーGX、らいめいげりなど有効な対面はいくらかあり、チルタリス採用の型ではグズマ&ハラから確定サーチできるカードとしてピン採用していました。

結局これ1枚で大きく勝率に関わりそうな対面はなく、基本水の方が強い場面の方がずっと多いと考え抜けました。

 

ボスの指令

3枚採用したかったです。

 

エール団のしたっぱ

三神ザシアンくらいしか環境に刺さる相手がおらず、無くても三神ザシアンには戦えるだろうと考えて不採用です。

 

大きなおまもり

ゲンガーVMAX、レックウザVMAX、こくばバドレックスVMAXに対して要求を上げられる他、ミュウに貼ってれんげきウーラオスの対面で使えるカードとして採用していましたが、マホイップVMAXを採用したこくばバドレックスが主流となってきたことから意味がないと判断して抜いてしまいました。

 

ツールスクラッパー、ツールジャマー

環境を見るに非常に強力な札であることは理解していましたが、枠の都合から甘えて切ってしまいました。当日の対戦を見てもあった方が強かったですし、一番採用してなくて後悔したカードだと思います。

 

当日のマッチング

1戦目:こくばバドレックスVMAX+マホイップVMAX 負け

初手の手札があまりよろしくなく、ミミッキュでスタートした上に不利だと思っていた相手なので終わったと思いました。頑張ったけど間に合いませんでした。

 

2戦目:スイクンV+チルタリス 勝ち

マオ&スイレンと序盤に貼った頂への雪道が大きく刺さって勝利。

ダブルシューターを警戒してミュウを置いてこなかった返しにダイバレットでチルットを消すことができました。

 

3戦目:三神ザシアン 勝ち

お相手が事故っていたようで、予定通りのプランを押し付けて勝ち。

 

4戦目:ルカメタザシアンザマゼンタ 負け

結晶の洞窟が採用されており、かなり苦しい対面でした。

結果的にはエネが引けない事故死という感じでしたが、回っていても厳しかったかなあと思います。

お互い遅いデッキということでプレイは速めにしましょう、ということで時間内に終わらせることができたので、その点のコミュニケーションがきちんと取れたのは良かったと思います。

 

5戦目:ブラッキーダイナ 勝ち

ムゲンダイナを先殴りすることができ、スイクンも打点を伸ばすことができたので無難にサイドを進めて勝ち。

 

 

感想

負けた試合は負けるべくして負けた対面だと思っていて、勝つべき相手には勝つことができましたし、負けた2人はどちらもトーナメントに進んでいたので予選落ちではありますが結果にはとても納得感があります。とても楽しかったです。

久しぶりのシティリーグということで、大会特有のヒリついた感じを味わえたのもよかったです。

 

終わりに

何かありましたらTwitter(@Luke_Noivern)までお願いします。

 

Special Thanks

対戦してくださった皆さん、会場でお話しした皆さん

運営に関わってくださった店舗の方、ジャッジの方

練習に付き合ってくれたみんな

交通機関麻痺しかかってる大雨の中、帰るのに1時間以上待たないといけなくなっていた僕を車で送り届けてくれたかんたさん