はじめに
初めまして。Lukeと申します。
前シーズンに引き続き湿原誓いを用いたパーティを使っていたので、今後誓いパを使いたい方の参考になればと思い記事を書かせて頂きます。
この1か月はリアルの方が忙しくあまりゲームをする時間を取れなかった上、貴重な休日をFE風花雪月への浮気に費やしたりしていたので構築も全体として詰めが甘い部分が多く、結果も微妙なものとなってしまいましたが、構築の形としては一定の強さはあると感じていたので最後まで読んで頂けますと幸いです。
結果としては2/27時点で125位、INCの方は思うように戦績が奮わず最高1670最終1650くらいで終わってしまいましたが、構築を煮詰めきれなかったが故の妥当な結果だと思っています。
INCで使っていたパーティがこちら。
前回の構築との変更点を中心に書いていこうと思いますので、まだ読んでいないという方はこちらも併せて読んで頂けるとよいかと思います。
前回の構築からの変更点と変更に至った経緯
まず、前回の構築で最も問題だと思っていたのがトリルスイッチに対する不安定さでした。また、2月に行われたオフ会の結果などを見ているとのような並びにがピンで採用されているパーティが多いように感じたことから、トリルが想定される相手にも初手湿原選出を通す必要性を感じました。
そこで考えたのがのダイアーク+のシャドーボールでした。
H振りだけのサマヨールであればダイアークのDダウン込みでそこそこの乱数で落とすことができ、サマヨールが落ちるのであればその他のトリル起動ポケモンは大体落ちるので、初手誓える選出をしながらトリル始動を阻害できる動きを取れると考えました。
最初のうちは結構うまくいっていたので、トリル封印役として採用していたポケモンを外して、より幅広く湿原下で有利を取れるようにエースの枠を4枠に広げました。
ゴリランダーの採用
以外の4枠に採用する湿原エースポケモンとして依然としては非常に強く環境に刺さっていたため、ドリュウズでは突破が困難なところをカバーできるポケモンを考えることにしました。
必要だと考えた枠としては
-
に勝てる草枠
-
前期の終わり頃から増えていたに勝てる飛行かフェアリー
- 湿原がないと上をドリュウズの上を取られ、炎打点も怖いし威嚇も面倒なの牽制ができる枠
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はらだいこデブ対策枠
あたりで、そのうちの草枠としてゴリランダーを採用しました。
前シーズンも触れた誓いパの天敵「猫+ジェット」の対処ですが、の他に草の誓いを使えるはねこだましを使うことができ、ゴリランダーはS85と環境にいる多くの猫だまし持ち(特にオーロンゲ)よりも速いので、「猫持ちの上から猫、その間にインテレオンが凍える風」の動きで誓い選出を維持しながら猫ジェットに対応できるのではないかと考えました。
前回の記事で書いたシルヴァディダイマックスでしか対処ができないのような並びもありますが、ゴリランダーではダイマックス権を温存できる点で優れています。
基本的にはを誓い展開役としてゴリランダーは強力な草技が使えるエースの1匹という扱いで、を見たらで誓うような形で採用に至りました。
調整としてはダイジェット持ちに出すことが多いことから持ち物はバコウの実で耐久にある程度割いたものとしました。
ニンフィアの採用
話をトリル阻害に戻しますが、シーズン終盤ダイアークシャドボ集中をサマヨールに耐えられてトリルを展開されることが増えたこと、のこのゆびとまれで破綻してしまうことが多かったことから、トリックルームを許した場合に切り返せるポケモンを探すことにしました。
このポケモンには湿原下であれば十分にエースとしての役割をこなせる程度のSはあるが、スイッチトリルを使うパーティのポケモン(など)の下は取ってくれるという条件が必要でした。また、では対処が難しいの対策をカバーしてくれるポケモンを求めていたことからニンフィアを採用するに至りました。
(ガチトリパは全然見なくなったので、トリル軸以外への勝率を高める方を優先した)
ミロカロスの採用
ウインディもめんどくさい、カビゴンもしんどい、一体どうすればいいんだと悩んでいたところ、みまもり氏(@AmakaJinsei)が黒い霧ミロカロスという案を出してきました。カビゴンは腹太鼓さえ止めてしまえば他のポケモン同様ダイマックスドリュウズで押し切れるポケモンなので、黒い霧で対処が効きます。さらにドリュウズでは厳しいも全体技の濁流で強く出られ、特性かちきによってドリュウズと並べるとダイドラグーンや威嚇が飛んできづらく、ドリュウズのダイマックス技によって要塞化するミロカロスは非常に好相性なポケモンでした。
INC前日の晩だったのに相談に乗ってくれたみまもり氏、本当にありがとう。
個体紹介
インテレオン
持ち物:きあいのタスキ
特性:げきりゅう
努力値:臆病CS252 B4
実数値:145-x-86-177-85-189
技:みずのちかい / こごえるかぜ / あくのはどう / まもる
前回とほぼ同じ。エアスラッシュはダイジェットを打たないといけない状況はそんなにないと判断して悪の波動と交代。あくのはどうは先述のダイアークだけでなくドラパルトへの打点ともなる技で非常に重宝しました。
INC選出率98%
持ち物:ヨプのみ
特性:ARシステム
努力値:控えめH244 C252 B12
実数値:201-x-117-161-115-115
技:くさのちかい / ハイパーボイス / シャドーボール / でんじは
インテレオンと同じくほぼ変更なし。シャドーボールは色んな場面で使えて非常に便利でした。冷凍ビームを切ったことでトゲキッスの処理スピードが落ちたのは再検討の余地があると思います。電磁波外しまくった戦犯。
INC選出率67%
ゴリランダー
持ち物:バコウのみ
特性:しんりょく
努力値:意地H252 A244 S12
実数値:207-193-110-72-90-107
技:ウッドハンマー / ねこだまし / はたきおとす / くさのちかい
動かし方は先述の通り。
ドラムアタックも馬鹿力も欲しかったですが、技の枠は4つしかありませんでした。
前回の記事にも書いたようにドラパルトは迅速に処理しておきたいので、打点として叩き落とすは切れませんでした。
INC選出率33%
持ち物:いのちのたま
特性:かたやぶり
努力値:陽気AS252 B4
実数値:185-187-81-x-85-154
技:アイアンヘッド / 10まんばりき / ロックブラスト / まもる
ぶんまわすはトリルへの対策やドラパルトへの打点でしたが、インテレオンの構成を変えたことやニンフィアの採用で必要なくなったので無難な守るに変更。
なんやかんや使う場面は多いので守る採用の方が正解だと思います。
ロクブラはバタフリーに打つと思って入れたままでしたが、全然使わなかったので雪崩でいいと思います。
INC選出率98%
持ち物:せいれいプレート
特性:フェアリースキン
努力値:控えめH244 C252 D12
実数値:201-76-85-178-152-80
技:ハイパーボイス / はかいこうせん / でんこうせっか / マジカルフレイム
すごく活躍してくれたので非常によかったとは思っていますが、採用に至ったのがINCの前日で、もっと早く気が付いていればと後悔しているポケモン。
持ち物はとつげきチョッキかこだわりメガネの方がよかったと思います。
INC選出率69%
持ち物:マゴのみ
特性:かちき
努力値:控えめH244 C252 B12
実数値:201-x-101-167-145-101
技:だくりゅう / こごえるかぜ / れいとうビーム / くろいきり
ニンフィアと同じく前日に急遽採用したポケモンで、とても良い枠だったと感じたのでもっとちゃんと調整を考えればよかったと後悔しています。
HCであれば持ち物はオボンの方がよかったかな?という印象ですが、耐久に厚く回してもよかったのかもしれません。
INC選出率36%
INCでの対戦データ
メモしたし捨てるのももったいないのでまとめました。
選出などの参考になるかもしれないので興味があれば見てください。
最後に
ダイマックスの登場によって守ると猫だましが数を減らし、エルフーンが非常に多いというところに注目して始めた湿原パでしたが、エルフーンはいつの間にか数を減らしていて、トリルを絡めたパーティが増えたという環境の変化が厳しかったというのが総評です。
次のシーズンからはガオガエンが解禁されて猫だましを使ってくる相手が増えるであろうということ、剣盾序盤の環境と比較してエルフーンによる追い風軸の構築が減ってきたことから私自身は次からは湿原ではないパーティを使おうと思っているので、今回が誓い納めということになるかと思います。(誓う=湿原を展開するの意)
一応今後の展望として少し考えたのは、新たに解禁される御三家から
- 猫だましが無効のジュナイパーで草の誓い
- 猫だましを使えるカメックスでガオガエンにも対抗して誓いを展開
- キッスを基本は湿原エースとして、指キッス+殻を破るカメのパターンも用意
- うるおいボイスハイボアシレーヌがガエンに強いのでどうにか使ってみる
あたりですが、壁を展開できるキョダイラプラスの解禁なども向かい風のように感じられますし、今より苦しくなる気はしているのでこの記事をみた誰かに託すことにします。
ポケモンをする時間をあまり取れなかったと言っておきながら3月は新しく発売されるポケモン不思議のダンジョンDXをやりたいので、同じような後悔はしないようにポケモンもやるのを3月の目標とします。
記事のタイトルは絶対に湿原選出を通すという強い意志を表すええ感じのタイトル無いかな~って考えてたら、最強のポケモンカードである「ザシアンV」を見て「ふとうのつるぎ」から着想を得ました。京都CL中止悲しい。
ところで
公式サイトでこんなこと言っておきながら大会期間中パーティのロック解除もできなければレンタルチームでの参加もできないってどういうことなんですかね
最終日パーティちょっと修正して(ニンフィアとミロカロス)潜りたかったのに潜れないし、仕方がないから自分のパーティ自分でレンタルして潜ったら3連続対戦相手見つからなくて泣きながらこの記事書いてますよ私は
何とかしろ増田
ここまで読んで下さった方ありがとうございました。
記事の内容に関して何かありましたらTwitter(@Luke_Noivern)までお願いします。
それでは失礼します。
~Special Thanks~
相談に乗ってくれたみまもり氏(@AmakaJinsei)
yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com
サムネ用