底なし沼の底

The two moves have become one! It's a combined move!

ジバコイルVSTAR【2023シーズン3シティリーグ】

 

はじめに

はじめまして。Lukeと申します。

このたびシティリーグシーズン3に参加をして、結果は決勝トーナメント進出1回戦敗退となりました。

これまで64人規模シティリーグで4勝1敗でオポネント落ちすることが多く、毎度毎度虚しい気持ちだったので今回は32人会場のみにエントリーしてみることにしました。

 

結果としてその方針、宣言通り、トーナメント進出は果たすことができたので今後も32人規模を中心に参加をしたいと思います。

 

デッキはCL愛知で使ったものを微調整して持っていきました。

CL愛知以降環境は回り、従来と同じリストで勝ち上がるのは難しいと考えはしたものの、他の候補がどうにも形にはならなかったのでプレイ練度の高い本デッキを使用することとしました。

 

luke-noivern.hatenadiary.jp

 

デッキリスト

デッキコード:iHnQLQ-9xugHE-Ng9LNN

構築変更点

ライコウV

CL愛知で結果を残したガラルサンダーVやザマゼンタを中心としたロストバレットデッキが増加傾向にありました。

ガラルサンダーVはそらをとぶピカチュウVMAXにダメージを通すことはできないものの、ピカチュウ側から一撃で倒すこともできないため、ピカチュウで突っ張ったところでジャッジマンからボスの指令を引かれないお祈りをするだけのゲームになります。

 

一般的に基本闘エネルギーが1枚採用されているだけの場合が多く、ガラルサンダーVを使うためにはクララやミラージュゲート、はなえらびの選択等に負担がかかります。

そのためガラルサンダーV対策としてはピカチュウで突っ張るのではなく迅速にライコウを盤面から処理してしまう方が有効であると考えました。

ミライドンexで倒すことはできるのですが、ロストバレット対面は序盤ジバコイルにエネルギーを集めることになるためエレキジェネレーターが上手く回らないとミライドンが起動せず、下振れがそのままガラルサンダーVの生存を許して負けに直結します。

これを解決するためにライコウVを採用しました。

 

崩れたスタジアムを積極的に採用していることもあり、ライコウVは便利な低コストアタッカーとして運用するには打点不足の場合が多く信用できないので、ほぼガラルサンダーVピンポイントメタ採用という気持ちでの採用です。

 

崩れたスタジアムで盤面を消すための駒にはなってくれる点と、スタートしてしまっても特段弱いカードではない点を考慮してミライドンexの枠から1枚差し替えました。

 

ドラピオンV 2枚目

ミュウVMAXへの勝率は依然として低く、環境上ミュウVMAXのシェアは高い状態が続いていたため対策を考えました。

空の封印石を用いるのは再現性に乏しかったため、本デッキの「雪道ミュウに対しスタジアムを割る能力が比較的高い」部分を活かしてドラピオンVの2枚目を採用する方がマシだということになりました。

これで後手1のメロディアスエコー以外はミュウに対して殴り勝てる算段で、こちらが先攻の場合や相手のバトル場がゲノセクトVやメロエッタの場合はミライドンexで殴りだしてサイドを進行し、ミュウVMAXに3-3でサイドを当てる方針です。

 

・ボスの指令 → セレナ

ひっぱりじりょくで相手の非エクポケモンを呼ぶことが多く、相手のベンチポケモンを呼び出したいケースはほぼセレナで足りていました。

不足するのはベンチで育っているザマゼンタやカイオーガを処理したり、ミラー戦でミライドンexを処理したいときくらいです。

あまり手札の回転が良いと言えるデッキではないため、順当に殴り続ける再現度を上げる方を優先してセレナに変更しました。

この変更は良かったと思います。

 

・ペパー → キバナ

エレキジェネレーターによる下振れを少し補完するために採用しました。

ギラティナ対面などの連続してミライドンを作っていかなければならないことがある試合で特に有効で、色々な場面で活躍しました。強かったです。

 

構築反省点

・サンダー(エレキシンボル)

CLの記事を見て本デッキを使ってくれたいちょーさんからもらったアイデアです。

ひっぱりじりょくのダメージを70→80、弱点で140→160とするのが目的で、進化せずに済む分すぐにタンデムユニットで用意できます。これでレジエレキVMAXを盤面に1体しか用意しなくてよくなります。

また、トランジスタが乗ることでイシヘンジンくらいなら直接倒しに行けるサイド1進行のポケモンとしての価値もあります。

一方デメリットとしてロストマイン等で回収されてしまったり、レジエレキVMAXが倒されてしまったときに3-1-2のサイドプランを許容することがあります。

 

しかしミライドンexで280ダメージを出さなければならない場面は一定数あり、サンダーを採用してレジエレキVMAXのラインの採用枚数を絞った場合、1本立てて1本サイド落ちなどしたとき困ってしまいます。そこでサンダーを採用するならば一緒にこだわりベルトを採用する必要があり、こだわりベルトに触るよりはボールで触れるレジエレキVMAXの方が再現性が高いと判断して採用を見送りました。

 

結果的にシティリーグで先にレジエレキVを処理されてしまう展開や、サンダーが入っていればアーケオスを処理できた場面もあったため、サンダー採用でもよかったかなと思います。

 

・ジェットエネルギー

試してみたけど使い勝手が悪かったです。

 

シンオウ神殿

手札干渉をしやすいデッキタイプであることに注目して採用するべきでした。

かなりルギアを舐めた構築をしているので、シティリーグで負けてしまったのも妥当というところです。

 

マッチング

・1戦目 春爛漫レジドラゴカビゴン(とおせんぼ) 先攻6-2 勝ち

スタートでとおせんぼのカビゴンが見えたので、LOされるリスクを考慮して極力場にポケモンを出さず、やまびこホーンケアでトラッシュにポケモンも送らずに大人しく前を殴りました。

数ターン経ってレジドラゴが見えたので、LOするデッキではないなと思ってカビゴンを倒しながらベンチを展開し、ジバコイルにエネをつけて詰み盤面作って勝ち。

 

・2戦目 フュージョンミュウ(わたがしさん) 先攻4-6 負け

後1メロディアスエコー最高!

 

・3戦目 とーしん型ロスト 先攻6-2 勝ち

1週間ほど前にイトウシンタロウ氏がシティリーグで優勝されたこだわりベルト4投ウッウを軸としたロストデッキでした。

プラン通りジバコイルと崩スタでボコボコにして勝ち。

 

・4戦目 ロストギラティナ 種切れ勝ち

ウッウ2体のみの盤面で、ひっぱりじりょく弱点80→スプリットビーム弱点+裏に30で2体同時気絶という珍事が起きました。

 

・トーナメント1戦目 一撃ルギア 後攻4-6 負け

ドラピオンスタートだったのでベンチ枠の関係上レジエレキ2体を置くことができず、ひっぱりじりょくでアーケオスを取るプランが消えました。

仕方がないので空ピカ押し付けお祈りゲームをしたのですが先2ストームダイブからセレナセレナと連続して裏を取られて負け。

 

終結果 決勝トーナメント1回戦敗退

 

 

2023シーズン振り返り

シーズン1
店舗側の不備など色々あった不戦敗、そして時間切れ両負けで2敗スタート

3-2予選落ち

CL横浜2023 候補デッキ - 底なし沼の底

 

シーズン2
4-1オポ落ち

ぐんぐんシェイクドガスダイナ【2023シーズン2シティリーグ】 - 底なし沼の底

 

CL愛知
3-3
ジバコイル

 

シーズン3
トナメ1没
ジバコイル

 

CSP 55 (トレーナーズリーグ含まず)

 

ということでトレーナーズリーグを上限まで走ってシーズン4のシティリーグを優勝したとしても、JCS優先権の可能性は無いと思うのでシーズン4はお休みして今期はこれでおしまいにしたいと思います。

内容を見ると全体を通して予選のアベレージは高いと思っていて、「きちんと勝ってトーナメントに上がる」取り組みはできているのかなと思っています。

それでも「その日強い奴」に勝つ必要があり、今回はそれが如実に出た例だったかなと感じています。

何より64人シティと32人シティとの大きな大きな隔たりを強く実感することになったシーズンであり、この教訓を次につなげられることに意味があるかなと思います。

まあ特段ポケモンカードを世界を目指してやっているわけではなく、JCSやCLにみんなで参加するのはとても良い体験なのでその機会を増やしたいという気持ちが大きいです。とはいえ何事も自分らしさを出しながら全力で取り組むことで楽しくなると思っていますので、今後も今まで通りの考えで活動を続けていきたいと思います。

 

おわりに

スノーハザード / クレイバーストでポケモンカードは大きく変わりそうでわくわくしています。今から早速ナンジャモなどの新カードを採用したデッキを考えていきます。

 

何かありましたらTwitter(@Luke_Noivern)までお願いします。